2017年08月31日 08:41

8月30日、讃岐養生塾8月例会が開催されました

2017年8月30日、19時より、高松市藤塚町の内科高橋クリニック2階の広間にて、讃岐養生塾の8月例会が開催されました。
今後の運営方針を検討する理事会に引き続き、19時30分より、香川県鍼灸師会会長、佐々木鍼灸接骨院院長の佐々木勝先生から、『気診』について、概略説明と実技指導が行われました。
『気診(きしん)』とは、東洋医学をベースに、気の診断と気を用いた治療システムの総称とされています。(針灸気診研究会ホームページ)
佐々木先生は、気診の研鑽と治療への実践を20年以上続けておられます。

『Oリング』で広く知られているように、人の身体はだれでも、食べ物の異常や他人の身体の異常などを、手でさわったり手をかざすだけで感じる能力を持っています。今回は、その身体が感じた信号を、「胸鎖乳突筋の緊張」という形で認識し、診断して治療する方法を全員が体験できました。

身体の感じ方は、診断しようとする人の心身の状態が正常かつ清浄でなくてはならないので、最初に気功の小周天で気を整えました。

気診では、センサーとなる手とは反対側の手で、自分のセンサー側の胸鎖乳突筋を、親指と残り2,3本の指でつまみ、センサーの手で診断対象に触ったり、その周辺に手をかざします。その時、もし異常があれば、瞬間的に胸鎖乳突筋が緊張したり、逆に緊張がゆるむなどの変化を感じ取ることができます。
この能力は、人はだれでも持っているもので、練習を重ねれば次第に感度や精度をあげることができるそうです。

気診の実技は、患者役の人の肩こりなどの緊張状態を事前に確認したうえで、患者の頭上20cm~40cm程度の空間や、足元の両足の間を見つめながらセンサーの手を動かして、胸鎖乳突筋の緊張に変化が生じる場所を感じ取ります。次に、異常を感じた場所に、その人なりの方法で清浄な気を入れた後、患者の肩を触ると、患者の筋肉の緊張が最初より和らいでいるのを感じられました。
ただ、大切なポイントとして、「何を診断するか」という明確な意識付けをし、身体や空間など調べたい場所を見つめてそこに意識を集中することが必要とのこと。

佐々木先生以外の8名の参加者は、皆、程度の差はありますが、何らかの感触を得たようです。
中には、自分なりの別の方法で同様のことを感じ取る人もいて、人の潜在的な能力の奥深さを感じることのできるセミナーとなりました。

次回は、9月28日(木)に、高松市屋島西町の「ナチュラルスタイルの店 Wawa」(湯川クリニックの1階)で開催されます。

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コメント一覧

1. Posted by 佐々木   2017年08月31日 17:42
丁寧な説明ありがとうございます。
添付の写真でも天、地の異常な反応があるかないか気診で診断できます。
すでに治療した先生には異常な反応がありません。
2. Posted by わわ   2017年08月31日 20:19
まるで魔法使いのような佐々木先生の治療、かっこよかったです。
私も悪い気を払っていただいて、少し痛かった左ひざの痛みが消えました。
気を操れるようになると、いろんなすごいことができそうですね。

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