2018年02月07日 23:01

2018年1月例会のセミナーの概要

讃岐養生塾の2018年1月例会が以下のとおり開催されました。

セミナーの概要をお知らせします。

1.日時 2018年1月25日(木)
 19:00~19:30 理事会
 19:30~21:00 セミナー
 

2.場 所: 内科高橋クリニック 2階ホール

              香川県高松市藤塚町1-8-17


3.セミナー概要

(1)講師 内科高橋クリニック院長 高橋道也先生

(2)テーマ 

講師:高橋 道也先生 (内科高橋クリニック 院長)


  テーマ:

「かぜの診療~西洋医学と(バイオレゾナンス的手法を利用した)東洋医学を併用した診療~」


 (3)
要旨

 

 内科診療所で頻繁に診療している疾患の一つに「かぜ」があります。

 風邪の診療でも西洋医学と東洋医学を併用した診療を行ってきましたが、この10-20年の環境の変化によるものか、治りにくい方が増えているため、バイオレゾナンス医学の手法を取り入れることで、治療効果を高める工夫をしてきました。

 

 西洋医学の診断・治療は、急性疾患のコントロール・重篤な疾患のトリアージには重要な役割を果たしています。日常診療でも、まずは西洋医学的な病状把握を行い、その上で、漢方薬も含めた治療法方を検討するようにしています。

 

 西洋医学的な診療については、「かぜ診療マニュアル」(家庭医療学会→プライマリ連合医学会の先生方の著)を元に概略を解説しました。

患者さんが「かぜをひいた」と外来を受診する病態を分類し、一定の割合(恐らく数%)で紛れ込んでいるかぜでない疾患、特に重篤なものをいかに見逃さないかがまず重要になります。ただ、様々な感染症が増えたり、超高齢化に伴い、症状がはっきりしない方も増えたりしているため、症状の経過を診て変化に気をつけることが大事です。

 

 西洋医学的な診断の目安を立てた後は、東洋医学的なご病状の把握を致します。

その一般的な把握の仕方について触れました。


*病状により、東洋医学的な「病期」、「部位(局所と表・半表半裏・裏)」等を推定。

 

 以上の方法でも判断が難しい方が増えてきたため、「ゼロサーチ」と「レヨメータ」の装置を組み合わせた方法で検討を行っています。

「ゼロサーチ(特許第5132422号)」はバイオレゾナンス医学会で使用されている微弱電磁波の検出装置です。「レヨメータ」は、ドイツの振動医学で使用されている出力装置です。

物質や微生物等は、粒子であるとともにエネルギーであり、一定の波長をもつ波としても

捉えられます。レヨメータで炎症に関係するCRP関連の周波数や、不調を反映するホルモンのノルアドレナリンの周波数などを負荷して経脈の反応を観察し、より重要な治療点を探す努力を行っています。

 

 ゼロサーチで経絡を観察し、五臓六腑の経脈のポイントが、より安定する漢方薬の組み合わせを選定します。この際、細菌感染症が疑われる場合には、抗生剤も合わせて推定しています。

 

 風邪は、日々変化するため、本来は変化に合わせて薬も調整するのが理想ですが、現実的ではないため、経過を推定して処方を考えています。

 

 以上のことを行いながらも、年々風邪の診療の難しさを実感しています。


 まだまだ未開発な診断・治療法ですが、当院の現状を報告いたしました。


                              以上


★ なお、2月例会セミナーは、2018年2月23日(金)19:30より、 湯川クリニック1階の「ナチュラルスタイルのお店Wawa」(高松市屋島西町2487-21 )で開催されます。




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